給湯器の凍結について
和光からの豆知識 Q&A  公開日:2022年1月17日  最終更新日:2023年12月29日

給湯器の凍結とは、給湯器の配管や本体に水が凍り、使用できなくなる現象です。外気温が0℃以下になると、水は氷に変化します。給湯器の配管は外気にさらされているため、外気温が低い場合、配管内の水が凍結する可能性があります。

凍結予防ヒータと自動ポンプ運転による方法

給湯器には、外気温が下がると自動的に作動する凍結防止ヒーターと自動ポンプ運転装置が搭載されています。凍結防止ヒーターは、給湯器の配管を温めて凍結を防ぎます。自動ポンプ運転装置は、給湯器の循環ポンプを運転して、配管内の水を循環させ、凍結を防ぎます。

1.給湯器の電源プラグがコンセントに差し込まれていることを確認してください。
2.浴槽の残り湯が、循環金具(RFSシリーズは上部循環口)より5cm以上、高くなっている状態にしてください。

【注意】給湯機器は、外気温が一定以下になると、凍結防止の安全装置が自動的に作動し、機器本体の凍結を予防します。ただし、水抜きした場合は、この安全装置が作動しないため、凍結の恐れがあります。

給湯栓から水を流す

・給湯器の電源を切ります。
・浴槽の排水栓を開けて、お湯を抜きます。
・給湯栓から、1分間に約400mlの水を流しておきます。

  • 浴槽から水があふれることがありますので、事前に浴槽の排水栓を開けておきましょう。
  • サーモ付やシングルレバーの混合水栓の場合は、設定を最高温度の位置にしてください。
  • 浴槽の近くに給湯栓がない場合は、シャワーホースを浴槽まで伸ばしてシャワー栓を開けてください。シャワーから水を流す場合、シャワーヘッドは浴槽にたまった水につからない位置に置いてください。
  • 追いだき付ふろがまの場合は、浴槽に残り湯を残したままにしておいてください。

給湯器の電源が切れている場合の凍結予防方法

転宅で電気を解約したり、長期不在で電源プラグを抜いた場合は、凍結予防ヒーターが作動しませんので、取扱説明書に従ってガス給湯器内部の水を抜いてください。
給湯器の電源が切れている場合、凍結防止ヒーターが作動しないため、配管内の水が凍結する恐れがあります。
凍結すると、配管や給湯器本体に損傷を与える可能性があります。また、水道管が破裂する可能性もあります。
このような事態を防ぐために、給湯器の電源が切れている場合は、必ず給湯器内部の水を抜いてください。
水抜きの方法は、給湯器の取扱説明書に記載されています。取扱説明書をよく読み、正しく水抜きを行ってください。

水抜きを行う際は、以下の点に注意してください。

  • 水抜き作業を行う前に、必ず給湯器の電源を切ってください。
  • 水抜き作業は、必ず屋外で行ってください。
  • 水抜き作業中は、給湯器に触らないでください。
  • 水抜き作業が完了したら、必ず給湯器の電源を入れ直してください。

給湯器の凍結を防ぐために、水抜き作業は必ず行いましょう。

配管の凍結防止

配管の凍結を予防するためには、配管を保温することが重要です。

配管を保温する方法には、以下のようなものがあります。

  • 保温材を巻く
  • 保温チューブを被せる
  • 保温カバーをかける

保温材には、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン、アルミ蒸着ポリエチレンなどがあります。保温材を選ぶ際は、配管の径や保温の厚みなどを確認しましょう。
また、保温材は定期的に点検し、傷や劣化がないか確認しましょう。長年使用して劣化した保温材は、効果が低下している可能性があります。
また、日中も氷点下が続く地域では、電気ヒーターの取り付けも効果的です。電気ヒーターを設置する場合は、配管の径や電源の容量などを確認しましょう。
配管の凍結は、配管の破裂や給湯器の故障などの原因となります。配管の保温をしっかりと行うことで、凍結を予防し、安心して冬を過ごしましょう。

水抜きによる方法

給湯器の凍結を防ぐためには、水抜きによる方法が効果的です。
水抜き作業は、給湯側と風呂側の2つの方法があります。

給湯側の水抜き

1.給湯器の電源を切る(ただし電源プラグは抜かない)
2.ガス栓を閉める
3.給水元栓を閉める
4.給湯栓をすべて開ける(シャワーや台所水栓を含む)
5.水抜き栓を開ける(給水・給湯の両方)

風呂側の水抜き

1.浴槽の水を完全に排水する
2.給湯器の電源を入れ、「おいだき」を押す(循環金具から水またはお湯が出てくることを確認する)これを2回繰り返す
3.給湯器の電源を切る
4.給湯器の風呂往・戻水栓、ポンプ水抜き栓、風呂水抜き栓、中和器水抜きを開けて完全に排水する
5.給湯器の電源プラグを抜く

【注意事項】

  • 水抜き作業は、必ず屋外で行ってください。
  • 水抜き作業中は、給湯器に触らないでください。
  • 水抜き作業が完了したら、必ず給湯器の電源を入れ直してください。

【ポイント】

  • 給湯側の水抜きでは、給湯栓をすべて開けることで、給湯器内の水を循環させ、より効果的に水抜きすることができます。
  • 風呂側の水抜きでは、浴槽の水を完全に排水してから、おいだき運転を行うことで、循環金具内の水を排出することができます。

給湯器の取扱説明書に記載されている水抜き方法を必ずご確認ください。
水抜き作業は、安全に行うためにも、必ず2人以上で行ってください。

給湯器が凍結した場合の対処方法

給湯器からお湯も水も出なくなった場合、給湯器が凍結している可能性があります。
その場合は、以下の手順で対処してください。

・給湯器の電源を切る(ただし、コンセントは抜かない)
・気温の上昇によって自然に解凍されるのを待つ
・給湯栓から水が出るようになったら、給湯器や配管から水漏れがないか確認する

給湯配管にお湯をかけて解凍することは、配管やバルブの破損につながる恐れがあることからお勧めしません。
なお、凍結による破損の場合は、保証期間内であっても有償修理となります。

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